響き渡れ、絶えずこの世界で

おもふといふ

作曲 : みきとP
作词 : みきとP

想（おも）うという言（こと）の葉（は）は未（ま）だ 
君（きみ）に 君（きみ）に伝（つた）えられないまま
叶（かな）わない恋（こい）だと知（し）るも 
ただそっと手（て）を振（ふ）るだけ

夏（なつ）の香（か）が立（た）ち込（こ）める教室（へや） 
いつも人（ひと）の視線（しせん）を浴（あ）びる君（きみ）
敵（かな）わない恋（こい）だと知（し）るも 
ただそっと見（み）つめていた
青天（せいてん）の霹靂（へきれき）でしょう 
放課後（ほうかご） 居（い）残（のこ）り フタリキリ
同（おな）じような制服（せいふく）なのに 
つりあわない気（き）がした

夕暮（ゆうぐ）れに朱（あか）く染（そ）まった
君（きみ）に 君（きみ）に恋をしてた
届（とど）かない でも届（とど）けたい 
溢（あふ）れるこの想（おも）いを

秋祭（あきまつり） 花火（はなび）が咲（さ）いて 
ぽつりぽつり涙（なみだ）が零（こぼ）れだす
かりそめの恋（こい）じゃ嫌（いや）だと 
齧（かじ）る りんご飴（あめ）
歴史的（れきしてき）偶然（ぐうぜん）なのか 
みつけた 唯一（ゆいつ）の共通点（きょうつうてん）
夢（ゆめ）じゃないってわかってても 
期待（きたい）してしまいそう

逢（あ）ひ見（み）ずは恋（こい）しきことも 
遣（や）る瀬（せ）ない夜（よる）もなかったな
見（み）たくない もう見（み）たくない 
あの人（ひと）を追（お）う背中（せなか）を

想（おも）うという言（こと）の葉（は）は未だ 
君（きみ）に 君（きみ）に伝（つた）えられないまま
そのわけを知（し）る君（きみ）が今（いま） 
想（おも）う人は誰（だれ）でしょう

不器用（ぶきよう）に 馬鹿（ばか）みたいに 
君（きみ）に 君（きみ）に恋（こい）をしてた
誤魔化（ごまか）せないこの熱病（ねつびょう）に 
息（いき）のしかた、忘（わす）れた

ただ 夕暮（ゆうぐ）れに朱（あか）く染（そ）まった
君（きみ）に 君（きみ）に恋（こい）をしてた
届（とど）かない でも届（とど）けたい 
溢（あふ）れるこの想（おも）いを
唇（くちびる）をかみしめて 
君（きみ）に手（て）を振（ふ）った