響き渡れ、絶えずこの世界で

サンセットマーチ
music·lylic:　けーだっしゅ

sm29054322

夕（ゆう）やけ小（こ）やけの空（そら）が落（お）ちてきた
寄（よ）り添（そ）う影踏（かげふ）み　手（て）を振（ふ）ってさよなら
明日（あした）も明後日（さて）もずっとこのままで居（い）たいけど

オレンジの回想（かいそう）　染（そ）みるひとしずくは
あどけない横顔（よこがお）に　冷（つめ）たく響（ひび）いた
幼（おさな）いままではいられないんだと　立（た）ち尽（つ）くす

離（はな）れないで　終（お）わらないで
わずかに残（のこ）るその空白（くうはく）
ここからみえる世界（せかい）　記憶（きおく）にまざり合（あ）う

夕日（ゆうひ）の逢瀬（おうせ）に蛍（ほたる）が寄（よ）り添（そ）う
カラスが鳴（な）いても　時（とき）は帰（かえ）らない
もう二度（にど）と　戻（もど）れない
カラカラ震（ふる）えた鈴（すず）の音

夕（ゆう）やみ小雨（こさめ）にこころを預（あず）けて
ぽつりと浮（う）かべた愚（おろ）かな言葉（ことば）で
もう一度（いちど）　逢（あ）いたいと
日向（ひむか）に　映（うつ）した夕顔（ゆうがお）

ひとつ消（き）えてく　ひとつ生（う）まれる
こうして始（はじ）まる　そうして終（お）わってく

オレンジから夜（よる）になる
朝日（あさひ）はまだ目覚（めざ）めない
か細（おそ）い午後（ごご）　灯（ひ）が燈（とも）る
夕日（ゆうひ）の丘（おか）　待（ま）ち焦（こ）がれた

夕（ゆう）やけ小（こ）やけに染（そ）まって遊（あそ）んだ
幼（おさな）いこころとこころは数（かぞ）える
もう少（すご）し　このままで
限（かぎ）りあることと知（し）ってた

夕日（ゆうひ）の逢瀬（おうせ）に蛍（ほたる）が寄（よ）り添（そ）う
カラスが鳴（な）いても　時（とき）は帰（かえ）らない
もう二度（にど）と　戻（もど）れない
カラカラ震（ふる）えた鈴（すず）の音